2011/10/06

医師出身の国会議員

2013年1月時点の情報 

以下のリスト以外にもいるかもしれませんが、ご参考まで。(2013/2/25記 )

赤枝恒雄
自見庄三郎
鴨下一郎
渡辺考男
桜井充
阿部知子
梅村聡
古川俊治 (弁護士でもある)
森田高
秋野公造
今枝宗一郎
新谷正義
伊東信久
今村洋史
河野正美
宮沢隆仁
柏倉祐司
中島克仁
足立信也
小松裕
三ツ林裕巳
勝沼栄明
冨岡勉
西村まさみ(歯科医)
石井みどり(歯科医)
比嘉奈津美(歯科医)
大久保潔重(歯科医)
山際大志郎(獣医)


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福島の子供たちの一部に甲状腺機能に変化がみられた、という報道があった。国会議員には10人以上の医師(歯科医を除く)がいるが、彼らがHPやブログでどのような意見を述べているのか、また、どのような政策提言をしているのかについて、調べてみた。

【 ニュース 】

10人の甲状腺機能に変化 福島の子130人健康調査 [1] (信濃毎日新聞、2011/10/6)

認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信大病院(ともに松本市)が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7・7%)の甲状腺機能に変化がみられ、経過観察が必要と診断されたことが3日、分かった。福島第1原発事故との関連性は明確ではない。旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の被災地では事故から数年後に小児甲状腺がんが急増しており、JCFは今後も継続的に検査が受けられるよう支援していく方針だ。(以下略)

【 検索結果 】

・2011年3月、超党派の医師免許を持つ議員14名が「適切な医療を実現する医師国会議員連盟」を立ち上げた。
メンバーは、坂口力(公明)、自見庄三郎(国民)、鴨下一郎(自民)、渡辺孝男(公明)、岡本充功(民主)、桜井充(民主)、阿部知子(社民)、石森久嗣(民主)、仁木博文(民主)、吉田統彦(民主)、梅村聡(民主)、古川俊治(自民)、森田高(国民)、秋野公造(公明)。[2] (敬称略)

メンバーのHPとブログに限定した検索ができるようにした。「甲状腺 被爆 被ばく 放射性ヨウ素 シーベルト」 などの用語で検索すると、ヒットする。

<検索ツールを削除しました>

・2011/5/31、同議員連盟は、「福島第一原発事故による、子ども達の安心と安全に関する緊急提言」において、以下の7点について緊急提言した。[3]

1.早急に、汚染マップ(室内線量、土壌とともに)を作成し、継続的に結果を公表すべきである。
2.子どもの特性を考慮し、大人と区別して対応を図るべきである。
3.年間20mSvを下回る校庭の除染についても、極力行うべきである。
4.低線量持続被爆による癌の発症率は、直線的に増加するとの考え方に立ち、被曝量は減らせるだけ減らすべきである。
5.そのためには、校庭だけではなく、公園、道路、側溝、草木の剪定(特に通学路など)等、可能な限りの除染を早急に行うべきである。
6.可能な限り、除染を行なった上で、居住地域として適切か否かの判定を実施すべきである。
7.個人情報の扱いに関しては、十分な配慮を行ないつつ、住民の健康状態を継続的に調査し、住民からの相談に応じる体制を構築すべきである。


【 コメント 】

以下のHP/ブログ等は一読に値すると考えるので、紹介したい。

1.古川俊治議員(弁護士でもある)
「年間20ミリシーベルト以下であれば、安全か?」と問題提起。
http://www.toshiharu-furukawa.jp/2011/08/81.html
http://www.toshiharu-furukawa.jp/2011/08/81_1.html
http://www.toshiharu-furukawa.jp/2011/08/81_2.html

2.阿部知子議員
児玉龍彦教授(東京大学アイソトープ総合センター長)などの専門家の証言がビデオで見ることができる。ビデオは前半22分が阿部議員の担当。
http://www.abetomoko.jp/kokkai/177/177_kousei-23.html

3.河井克行議員(自民)(医師ではない)
4月~5月にかけての政府の対応がわかる。
http://ameblo.jp/katsuyuki-kawai/archive3-201106.html#main


(参考)
[1]信濃毎日新聞、2011/10/6
[2]http://www.toksy.jp/article/politics.html
[3] 桜井議員のブログ(2011/6/1付)
http://www.dr-sakurai.jp/blog100303132014c.html

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