2013/01/04

福島瑞穂議員は慰安婦問題について説明責任をはたすべきだ

日本と韓国が解決しなければならない問題の一つに慰安婦問題がある。双方の事実認識に違いがあると思われるので、中立の立場にいる人が関与し、冷静に調査してもらいたい。そして、今が絶好の機会であると思う。
  ①両国ともに新しい指導者が選出された。
  ②関係者の一人とされる福島瑞穂氏が議員の立場にある。(下記の記事参照)

池田信夫教授は、元NHKの職員であり、強制連行をテーマに韓国で取材した経験に基づいて、数年前から福島瑞穂議員の関与を指摘しているが、彼女は無視し続けている。他の700人以上の国会議員もだんまりを決め込んでいる。

日韓関係のしこりとなっている問題の事実関係を確認するための作業の一つとして、福島議員には国会の場で説明責任を果たしてもらいたいし、また、他の国会議員もそうするよう彼女に求めてもらいたい。


以下、2012年08月17日付 池田信夫 blog [1]  を引用

「慰安婦問題の「主犯」は福島瑞穂弁護士」

竹島問題が慰安婦問題を再燃させ、なぜか尖閣諸島まで飛び火しているが、愛国心に燃える前にまず基本的な事実関係を理解しておいたほうがいい。本書は先週のニコ生にも出演してもらった西岡力氏の解説である。

慰安婦問題の特異性は、日本人が創作した話だということだ。ふつう「私が犯罪者だ」と嘘をつく人はいないが、奇妙なことに戦争についてはそういう「詐話師」がいる。この問題の発端となった吉田清治がその最たるもので、彼の『私の戦争犯罪』には、済州島で「慰安婦狩り」をした様子が詳細に書かれているが、なんとすべて嘘なのだ。本人ものちに「フィクションだ」と認めた。

ところが吉田の話に目をつけて日本政府を相手に訴訟を起こそうとしたのが、福島瑞穂氏や高木健一氏などの弁護士で、彼らは韓国に渡って原告になる元慰安婦を募集した。そこで見つけたのが金学順で、彼女はNHKにも出演して「親に売られてキーセンになり、義父に連れられて日本軍の慰安所に行った」と証言した。この話をNHKに売り込んできたのが福島氏で、彼女はスタジオに立ち会って金にせりふを教えていた。目的は、軍票(敗戦で無効になった)で支払われた給与の賠償だった。

しかし朝日新聞の植村記者がこれを(吉田のストーリーにそって)「女子挺身隊として強制連行された」と誤って報じたため、福島氏らは訴状を「軍に連行された」と書き換えた(だから彼女は「強制連行」が嘘であることを知っているはずだ)。その原告団長は植村記者の義母だったが、のちに裁判費用を詐取したとして逮捕され、行方をくらました。

要するに戦争をネタにもうけようとたくらんだ旧軍人が「軍の性奴隷」という猟奇的な話をでっち上げ、それを政治的に利用しようとした日本の弁護士が韓国人をけしかけ、朝日新聞がそれに乗せられたという構図だ。したがって主犯は福島氏で、朝日は問題を拡大した共犯である。

この騒動で福島氏は「人権派弁護士」としてマスコミにデビューし、国会議員にもなったが、彼女のおかげで日韓関係はめちゃくちゃになった。今回の慰安婦騒動に彼女が沈黙を守っているのは、ここまで嘘がばれてしまうと取り繕いようがないからだろう。朝日新聞とともに彼女にも説明責任がある。国会で説明すべきだ。"

[1] 池田信夫 blog

その他の参考資料
2006年11月04日付 池田信夫 blog「河野談話は見直しが必要だ」
2012年12月28日付 池田信夫 blog「安倍首相は「慰安婦」問題を解決せよ」


キーワード: 福島みずほ

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